CBO

少しこれまでと違う路線で書いてみる。

アメリカは健康保険改革で盛り上がっているが、さまざまな改革案を評価する上でCBO (Congressional Budget Office)という組織が重要な役割を果たしている。CBOは組織としてはCongressの下に位置するが、機能的にはCongressから独立している。たとえば現在何をやっているかというと、さまざまな健康保険改革案を実施するといくらかかるか計算したり、マクロ経済に与える影響を分析したりしている。もちろんそのほかにもいろいろな分析を行っている。優秀なマクロ経済学Ph.D.を大量に使って分析を行っており、その数字にも信頼が置かれている。

日本にもこのような組織は作れないだろうか。たとえば、民主党が政権をとって公約を全部実施したらいくらかかりますといったことを計算できていれば、財政的に非現実的な公約を掲げることを防ぐ力にならないだろうか。もしかしたら日本のどこかの役所がそういう計算をしているかもしれないが、役所が計算した数字を信頼している人は稀だと思う。

もし実現できるのならば、総額ではなくて、一人当たりいくら税金が増えるかで表示してくれるとわかりやすいと思う(もちろん累進性とかは無視した話だけど)。今の日本の財政赤字なり債務総額は大きすぎて(これだけ大きいのにあまり皆騒いでいるように見えないのはある意味すごいことだと思う)、僕はぜんぜん現実感を持って理解することができない。

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