Christmas Macro Meeting

今年の12月26日に東京でマクロ経済学学会が開かれるようだ。年末年始に海外から日本に帰ってきている人が集まって、日本のマクロ経済学者とともに、研究を発表しあうというものだ。ブラウンさんが旗振り役となっている。モデルとなっているのは、ドイツ人のマクロ経済学者の通称クリスマス学会というものだ。ドイツの場合、クリスマスの時期にドイツのどこかに集まって交流するというだけでなく、時にはアメリカで、ドイツの機関と例えばどこかの地区連銀との共催で学会を開いて、ドイツの経済学者がアメリカの人たちと交流する機会を作っている。基本的には別の用事で帰ってきている人たちで集まるというのが趣旨なので、旅費を払う必要がなく、安上がりで海外の人をたくさん集められるというのがウリだ。今回はキャノングローバル戦略研究所が場所を提供するみたいだけど、今後もっといろいろな大学が手を挙げてくれて、盛り上がってくれればと思う。

AEAとかを見ても、日本でいう日本経済学会のような機関がレセプションを開いて、その国出身の人たちが集まれる場所を提供している国もあったように思う(そのひとつは中国だったような気がする。中国はたくさんの大学がレセプションを開いていた)。日本の経済学者はそれぞれが一匹狼のようで、それはそれでいいところもたくさんあるんだけど、こういう機会がもっとあったらうれしい人も多いだろうなという気がする。

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